どっか行けって思ってた。

隣に住んでいる幼なじみ。親たちはすっかり盛り上がって、相手の男の子も彼女のことを慕っている。これはもう運命でしょっ、幼なじみカップル成立でしょうっ……とは、絶対ならないのが主人公なのです。むしろ、こいつ消えちまえくらいに嫌っています。

が。

が。ですよ。

お題に沿って書く物語なのですが、見事にキリリと感動的なストーリーに仕上げてあります。ちくりと痛くなって、それでも一歩踏み出そうとする瞬間に立ち会える、そんな素敵なお話です。

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