概要
生まれた次元を間違えたわたしは鳥籠姫
「泣いたのはわたしだった」…。なにひとつ取り柄なんてないという劣等感を抱き続けてきた16歳のアリス。突然の見知らぬ女に仲良しだった兄を奪われ、優しかった母からは怒鳴られ、父は見て見ぬ振り…。家庭内崩壊後、家出を決意したアリス。そこで初めて出逢った男性はお金がすべてだった。もう愛なんて知らない、愛されたい、愛されてみたかった…。リストカット、自殺未遂、強制入院、束縛の日々、そして偏見の嵐…理不尽なこの世界にマイが産み落とされた理由は…?家族を失い独りになったアリスは、自身の生まれ持った素質に気づき、生臭いゴミ箱のような世の中に生み落とされた理由を探しに、アリスは姿を消した。そこでアリスが見つけたもの、感じたものとは…?
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