若者たちの成長と、新たな時代の幕開けを描くSF空戦ファンタジー
- ★★★ Excellent!!!
文字が踊り、躍動感溢れるドッグファイトシーンは必見!
ドッグファイトと言っていいのか、刃と光球を戦わせる、どこかロボットアニメのような戦闘シーンの連続。
初めて見た時、文字と言う「静」を使って、ここまで「動」を顕現させる事が出来るのかと驚きました!
戦闘機? ドッグファイト? 戦争物ですか? 個人的には青春群像劇でした。
戦いのシーンも多いのですが、凄惨なものではなく、どこか爽やかで、
また、登場人物達の軽妙なやりとりは、ホッとさせるような雰囲気をまとっています。
仲間たちの絆や、家族と言ったものも描かれているような気がしました。
そしてこの世界をより魅力的に見せる通信素子、グリッターダスト。
大気中に散布されたそれは、今や人類の通信の手段として、そしてマクスウェル・エンジンと言う物を利用して、設定したものを具現化まで出来ると言う謎粒子!
SF、戦争物が苦手? そんな人達も是非読んでみて下さい。
またファンタジー好きの人達にも受け入れられるんじゃないかな? と思わせる作品でした。
電子の妖精ちゃんもいるヨ! ちょっとおやじ成分が混ざってるかもだけどネ!(笑