概要
「殺してくださいませ。どうかひと思いに」
たぐい稀なる美貌の娘・紅千代は、いかな青年からの求婚にもけっして頷こうとしない。
彼女が望むものはただひとつ。柘榴の実であった。
彼女が望むものはただひとつ。柘榴の実であった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!柘榴色の愛
とても美しい文体に引き込まれるように読みました。全ての描写が丁寧で、まるで映画を見ているようでした。
しっかりとした文の中にたまに出てくる紅千代の描写で『ぺたり』などを使っているところが効果的で、紅千代の美しさだけではなく可愛さも伝わってきました。
柘榴はきっと物語の中で重要な意味を持っているんだろうなと思いながらよんでいたのですが、前半に散りばめられた伏線の回収が秀逸で気持ちよかったです!
前半の紅千代の不可解な行動全てに意味があったことを読み進めていくうちに知り、最後の一文を読み終えた後にもう一度初めから読み直してしまいました。
紅千代は晴臣のこれからの生き方もとても気になります……!
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