永遠の宇宙と悠久の時、
魔法と科学の箒に乗って、
渡りゆくのは【星の魔女】。
ほんわかメルヘン、ガッツリ科学。
日常、溌剌、ハートフル。
願いを叶え、笑顔を呼んで、
星と輝く石集め。
望むのはただ最後の希望――宇宙を救う、そのひとつ。
滲み出づるは脅威と恐怖。
願いを喰らい、迫りくる黒。
侵蝕、絶望、落ちる翳。
挫き、貫き、叩いて蹴って、
縦横無尽に駆け抜けろ!
言の葉が舞い。殺陣が冴えれば。
飛翔! 躍動! 大乱闘!!
◆永遠の箒星(とわ の ほうきぼし) ― star witch’s story ―◆
――希望を求めし、その先は。
こちらの作品は『星を渡って地球へ訪れた魔女』を視点人物に、
『奇跡のための魔女の仕事』『敵対生物とのメカチックな魔法戦闘』といった要素を含んで描かれた内容になっています。
文章は描写に力を入れて書かれた作品で、面白いと思う要素は作品の構成部分にあるといった印象です。
ミスリードを用いた表現があり、2~3章置きにシナリオが一気に進むので、休み休み読む場合は、2章感覚で読むのがいいかもしれません。
私はこの作品を全話読んだのですが、一気に最終話まで読むことができるほど読みやすい表現だったと思います。
キャラの一人一人に個性があり、特徴としてキャラを認識できるのも読みやすいポイントの一つでした。
メインシナリオの大きな動きは3章~4章という印象でスロースタートの作品という感じですが、テンポが悪いと感じることはなく、立ち上がりが丁寧な作品といったイメージです。
私はこの作品の★3評価を入れさせていただきました、面白さの要素がしっかりと詰まっている作品なのでぜひご一読ください♪
最終話まで読ませていただいた後のレビューとなります。
まず最初に言わせて下さい。
「最終話まで読んで本当に良かった!」
途中まで読んでレビューを書こうかと思っていたのですが、この物語の先が気になってしまって書くのをグッと堪えて最後まで読ませていただきました。
私が序盤で面白いと思ったのは魔女の使う魔法のアイテムです。
魔女と言えば「箒に乗って空を飛び、杖をふって呪文を唱える」そんなイメージが一番強いのですが、この作品の魔女達はメカニカルな箒に乗ってやってきます。
魔法=科学という感じが現代にも魔女はいるのでは?と思わせてくれる雰囲気で大変好みな設定でした。
そして物語の進行のさせ方、場面の見せ方がとても素晴らしい作品だとも思います。
初めはおっちょこちょいだった主人公が努力して強い魔女になっていくにつれ、その心境に変化が生まれていく様や「人の願い」が叶った時にやってくる希望と絶望。仲間達の思いや「真実」の描き方、そしてバトルシーン(魔法戦)の表現が秀逸です。
すべてが終わった後に起こる「奇跡」こそが本当の魔法だったのではないかと思います。
どうか皆さんも是非読んでみて、この物語が語り掛けてくるたくさんの事柄に目を向けてみて下さい。
忘れがちな「大切な何か」を思い出させてくれる、これはそんな作品です。
がっちり系の用語が連発される本格SFものかと思いきや……。
おてんば魔女と、小さな女の子に優しいおばあちゃんが登場する児童向けの作品かと思いきや……。
驚きの迫力アクションシーンと、一転二転する物語の展開に度肝を抜かれます。気を抜いているとちょっとショックを受けるほどの衝撃です。
勧善懲悪の、本格派の作品。良い意味でここまで期待を裏切ってくれる作品はなかなかお目にかかれない。
詳しくは語れませんが、クライマックスの迫力は凄まじいです。文章だけでここまで表現できるとは……。小説の可能性を感じます。
物語のテンポが良く、一話一話の文字数も多くないので読みやすい。
ぜひあなたも一度読んで、騙されてみましょう。
第二章まで読んだところですが、面白かったのでレビューします。
物語冒頭での主人公シホの目的は〝星の魔女〟として、人々の願いを叶えるお手伝いをして、願いが元になった輝石を集めるというもの。
一見すると童話のおとぎ話のような設定ですが、いわゆる怪物と戦う際の戦闘描写や、魔女たちが使うホウキの設定などが熱く、よいギャップを与えています。
文章も綺麗な文体で丁寧に描かれており、全体的な雰囲気もとてもよいです。
今後、事件が発生して物語が動き出すことを予感させますので、シホ達がどういう結末を迎えるのか読んで、確かめてみたいと思います。
昔懐かしの魔女っ子ものでは!?と、思いながら読んでました!が、予想とはかなり違ってました…… すみませんでした💦
そんな甘い考えで読んでた自分に反省です。
主人公はシホというちょっとドジ?な魔女。でも実は人々の願いを叶える〈星の魔女〉なのです!!
注目すべきは彼女の並外れた飛行能力の高さ!箒(法器)に乗ってビューンです。
最初の地球に突入するシーンに驚きました!
空気は大丈夫?とか大気圏で燃え尽きないのはなんで?などヤボな?突っ込みはこの際やめましょう(^-^)
作者の方の知識、文章の美しさに酔いしれて下さいね。
えー!?と、途中で驚く展開が…Σ(゚ω゚)
この物語を読んでいて思い出したのが、子供の頃、よく夜空を見上げていたことです。
今はたまに見上げる程度になってしまいましたが、この作品を読んだら流れ星を見つけたくなりました!
友情、信じる強さ、困難に立ち向かう勇気、希望、母娘の絆に、きっと読者の方は感動すると思います!!