悪魔の||:ヴェリー:||交響曲《シンフォニー》 〜漆黒ノ天使と復讐の契約者〜

作者 歌夛音よぞら

477

168人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

私がいい大人なので……
天裁光(バベル)であるとか毒魔爪(デ・イズグロード)といった技名はもはや思い浮かばず、うらやましいなと思っています。
天使や悪魔が召喚されて、日本神話と融合する発想もおもしろいです。

漫画のような文字の配置も、テンションが伝わって読みやすいです。

少年ジャンプのような技出ちゃう系の作品はすでに卒業しているお年頃なので、通常、比較的苦手なんですが、この作品は振り切れてて好感が持てます。

お姉さんの復讐の件が、回を追うごとに、だんだん影が薄れているように感じられるのが、重いの好きな私からするとちょっともったいないのかなと思います。
ライトで読みやすくはなっていると思いますが、キャラクターのインパクトある特長だと思うので、今後活かせればいいのかなと期待しています。

★★★ Excellent!!!

「聖書の奴ら」への叛逆を志す主人公・クロムの戦いの物語。

この作品の最大の魅力は、残虐でありながらも美しい描写でしょう。
残酷描写というものは、時に無意味に感情を煽るだけの不快なものになりがちですが、この作品はそうではないと考えます。グロテスクな美しさといいますか、魅せる残酷描写と表現すればいいのか……とにかく、溢れ出る残酷性の中に、病みつきになりそうな美しさがあります。

それだけではありません。
一癖も二癖もある登場人物たちによるコミカルな会話や、迫力ある戦闘シーンなど、魅力ある文体で描かれる物語は、引き込まれるような魅力に溢れています。

残酷で美しい叛逆の物語……虜になること、間違いなしです!

★★★ Excellent!!!

プロローグの時点から残酷な展開となっていますがそこがダークファンタジーの醍醐味。しかし、この作品は契約を信じてしまった少年による復讐物語であります。
天使のようで悪魔な展開が次々と繰り広げます、作者様の狂ったセンスには圧巻です! 重い展開が好きな方は是非ご覧になってください!

★★★ Excellent!!!

圧巻のプロローグ。
アニメで言うならAパートに全製作費をぶっこんだような始まり。

各楽章ごとに代わる作風、考え抜かれた行間。
残酷で、それでいて所々コミカルな部分もあり飽きさせない工夫がされている。

だが、前面にわたって貫かれているのは作者の情熱。

あえて言わして貰おう。
作者は正しく狂っていると。

★★★ Excellent!!!

物語を読ませて頂く中、まず驚かされるのは想像以上の残酷さ……なのですが、残酷さの中に描かれた感情の渦や足掻き……そして美しさすら感じる怒りと殺意。
冒頭からしばらくは(私自身が残酷すぎる描写や映像が苦手なこともあり)、どんな恐怖が待っているのか、恐る恐る読み進めていったのですが、予想を裏切る意外性の連続とWeb小説ならではの見せ方の工夫など、残酷さを凌駕する世界が広がっていきます。


想像力や構想し、物語を紡いでいく中の作者様の向上心の強さが、文章や物語の展開に込められているように思います。

天使や神……美しく神々しい存在すら血色に染められていくダークファンタジー。

レビューを書かせて頂いている7月12現在、今後どのような展開が待っているのか……予想中ではありますが、確実に予想を裏切る展開が待っていることでしょう。

★★★ Excellent!!!

心晴やかな時にこの作品をお読みください。
そして、ゆっくりと心が沈んでいく心地よさに酔いしれましょう。

天使という本来人々の希望となるものへ立ち向かう少年の深い闇を覗くたび、ゾクゾクとします。
主人公である少年はどうして天使と敵対するのか、天使たちも何故彼を狙うのか。
これからの展開が楽しみになっていく作品です。

★★★ Excellent!!!

「ひぐらしが鳴く頃に」をご存知だろうか?
この作品の一番の魅力は、やはり落差だと感じました。日常パート、のほほんとした雰囲気から一転、天国から地獄へ突き落とすかのように、絶望へ。

狂気、血が舞い、ハッピーなエンドロールは決して流れることを知らずに走り続ける光の速さで物語が進んでいきます。

ここまでの落差、そして狂気を書けるのは、純粋に同じ作者としては、心が強い人だと感じましたね。
同じ作品を書けるかと言えば、書ける書けないの問題ではなく、持たないが正しいでしょう。

それほどまでに、描写や血の濃さが激しいものなので、読者を選んでいる分、とても深く、険しい道を進んでいますね。

読み続けると、狂気に慣れ、血の濃さや味にもなれ、いつの前にか夢中になっていることでしょう!
素晴らしい作品です、是非ご覧あれ!

★★★ Excellent!!!

余りに怖くて、尻尾巻いて逃げること三回………。
現在、通算四度目のトライで読み進めています。


『まるで劇場版小説』……的なレビューに吊られて読み出して、確かに言葉選び、スペース使いから、読む劇場だなという作品。

脳内変換される映像も美しく想像でき、恐怖感、臨場感、緊迫感、悲しみ、憎悪……それらに移入し始めると、物語が一層楽しめます。(恐いけど……)



★★★ Excellent!!!

まず、プロローグを読んだ時点で驚きました。
血生臭さが漂ってきそうな残酷な描写。そして、演劇のような表現。1話目から引き込まれるような作りになっていると感じました。読めば読むほど深みに嵌まっていく復讐譚です。丁寧に、しっかりと描写されたダークな展開に浸るため、じっくりと読んでいきたいと思います。

★★★ Excellent!!!

言葉にならない戦慄が序盤から走る、奔る、迸る!

ネタバレをしないストーリーの解説が難しいので、
復讐を題材にした暗く重いダークファンタジーと表現します

物語の骨子のひとつとなるのは契約で、
主人公のクロムはこの契約の力によってあることへの復讐へ進んでいきます

ルビの振りと台詞選びのセンスが凄まじく物語にマッチし、
序盤で引き込まれたら最後、おそらく要所要所で勝手にBGMが脳内再生されます

なんのBGMが再生されるかは、作品をご覧になって、
ご自分の目と肌で体感してください

私もまだ、この物語は旅の途中
契約と復讐の行く末を、見届ける歩みへ戻ろうと思います

★★★ Excellent!!!

 この物語独特の狂気を孕んだダークネスな雰囲気が好きな方なら、まず面白く読み進めていけると思います。
 好みが分かれるかもしれませんが、天使と悪魔、善悪や、正義というものの基準はどこにあるのかなど、そんな色々考えさせられる話が出てきて、それらのテーマが肌に合う方は、すぐこの物語が奏でる旋律の中へのめり込んでいくことができるでしょう。

 またこの作品の特徴として、話における一つひとつの単語の選択や、文字の配置と、ルビの振り方がすごく精微を尽くした感じで、趣向を凝らした印象を受けました。
 物語を視覚的にも楽しめるような工夫(行間を空けたり、文字を散らばめたりと)が凄いことになっています。

 そして度々、こういうふうになるのではと思ったところを、読み手の予想を裏切って別の方向へと話が向かっていくという……飽きさせない話の展開もまた魅力の一つで、これからの話がどこへ進んでいくのか期待感が膨らみます!

★★★ Excellent!!!

 天使をテーマに、独特の世界観を構築しているこの作品。
 交響曲を響かせながら描かれる世界は美しくもグロテスクです。
 読者の感性に語り掛けるような文章は、読者を狂気の世界に引き込もうとしてきます。

 どっぷりとハマるか、おぞましさに目を背けたくなるか、一度試してみてはいかがでしょう?

★★ Very Good!!

独自の表現からなる、独特の世界観が奏でる、個性溢れるダークネスな世界。
この作品を表現するなら、これが一番簡潔でしょうか。

物語冒頭から、いきなり始まる戦闘シーン。
ですがそれは、対等な立ち位置でのバトルではなく一方的な鏖殺を描写したものでした。
読者を引き込むような……いえ、引きずり込むような文字の羅列は、残虐な表現から目が離れません。離せません。
平常のストーリーは比較的穏やかに進む故に、そのギャップには驚かされる事でしょう。

残虐シーンが至るところにありますので、それらの作品に弱い方はご注意下さい。

★★★ Excellent!!!

まず圧倒的な世界観と設定から主人公の感情がリアルで凄い。

そして、出てくるワードセンスがいちいちかっこよくて惹かれる方も多いと思います。
作者のよぞらさんの知識量がすごくて、物語を重厚にしているかと。

ダークで残酷な描写もありますが、反対に明るい部分もあり、ダーク系が苦手な方も読みやすくなってると思いますよ。

★★★ Excellent!!!

プロローグにて僕は思った、ヤバイところに来てしまった……この世界に置いていかれないか、ついていけるのか?
圧倒的な憎悪と勢い、謎をふんだんに含んだ言葉に呆然としたものです。

2、3章と読み進めるうちに主人公「クロム」の優しさを感じられ、ハラハラの逃亡劇を楽しめます。相変わらず口は悪いですがそれもまた魅力。

敵である天使がクロムを狙う理由、クロム自身の秘密とは? この勢いに振り落とされないように必死でしがみつく必要があるこの作品。
作品を選ぶのではなく、選ばれるのもまた良いものだと思います。

余談ですけど、読んでいるうちに悪魔が可愛く感じてきます。いや実際可愛い、そしてヤンデレも意外に可愛いとか思っちゃいますね。本当に余談ですけど。

★★★ Excellent!!!

プロローグと第一章で印象が大きく変わります。前者は異世界ファンタジーの復讐劇、後者は現代ファンタジーの逃亡劇ですがグロテスクなシーンがあり、また人間の心の機微や闇に触れるような展開が多いです。
読者の多くが評価が分かれると述べていますが、それは両者の展開の違いにあると思います。前者からダークながらも異世界の快活な復讐劇を期待した場合は、後者の現代を舞台にした展開に戸惑うのではないでしょうか。いずれにせよ、作品の真価が問われるのは、それらが結び付いてからなのではないかと思います。

★★★ Excellent!!!

まず最初に言いたいのはそのインパクトの強さ!

プロローグから前面に押し出される憎悪と悲痛な叫び、
そして絶望感や恐怖感を最大限に表現されていています。

かと思いきや第一章で突如散りばめられる伏線と謎…
もちろんプロローグでも謎はありますが、
それは描かれている世界の根幹に関わるようなモノではないかと思います。
そこから徐々に登場人物について明らかになっていく演出力。
気が付けば引き込まれてしまいました!

読み手を選ぶ作品ではありますが、
グロい描写が大丈夫であればぜひ見ていただきたい。

Good!

処女作ということですが、個人的には面白かったです。
物語のダークさが軸にあり、その周りにわりとテンション高めのギャグがあって物語の重さの割には軽く読めるのが凄いと感じました。

何よりこれだけハイペースで書けるというのが凄いです。これからも応援しています。