当にミュローンである

本格的なスペース・オペラです。それは言にすると簡素な響きですが、星系を一から創造することは、惑星、人種、歴史、政治体制、軍事勢力、航宙技術など、多岐に渡る構想なくしては適わず、オリジナルの異世界を丸ごとひとつ創るよりも困難ではないかと思います。
しかし、そこに立ち向かう姿こそがミュローンです。この作品自体もまたミュローンであると言えます。ミュローンの意味は読んで確かめてください。