短編の中、しっかりとした筆で描かれた物語です。作者による物語の下地がしっかりしているので、浮ついたところが一切ない骨太の作品にしあがっています。
これは名作です。言葉のひとつひとつが本当にカッコよくて……読むとシビレますよ。短編とは思えないような重厚な世界観で、きっと作品世界にひたれると思います。扱われるテーマは重苦しいですが、使命感や…続きを読む
死者は語らない。が、訴えはする。 そんな感覚になる物語だった。墓守という独特な印象を与える……その癖いつの時代にも存在し得る……職業に似つかわしくない主人公が、少しずつ自覚と見識を積み上げていく…続きを読む
ゴシックロマン×SFという個人的にたまらない設定が見事なのはもちろんですが、落ちこぼれのヒロインが実は選ばれし者だったという構成が話として綺麗にまとまっていて、本当にこれが短編小説なのかなというぐら…続きを読む
構成バランス、台詞や文言のセンス、ストーリーの納得感……すごいクオリティの高い作品と感じたので、あんまり下手なレビューができないなぁ、というトコロなのですが………。自分がこの作品で感じ…続きを読む
もっと見る