第9話 10か月ぶり

こんばんは。

お久しぶりでございます。

誰が見ているか分かりませんが、カクヨムというポータルを通じてここに辿り着いた方へ。こんばんは。


ここに書くことはただの日記です。

あの時、こう思っていたなぁとそう少し思い出すだけの散文です。


前回書いたのは2月12日でした。

既に10か月何も書いていないのですね。

前回書いたことも覚えていません。


そういえば本もろくに読んでいません。

カクヨムにもお邪魔していませんでした。

特に理由はありませんが、ひっそりとしていただけです。

ひっそりといなくなって、ふらっと帰ってこようとしている都合のいい人です。


この10か月何をやっていたかと振り返ってみても特に何もしていないのです。

仕事には行っていました。

仕事に関する本を読まないとと思って買いはしたものの、それも積読になっています。自分のスキルアップさえ気力は無くなっていました。

仕様書や取扱説明書の様なものは読んでいました。

機械的な説明文たちです。


仕事をしていた以外は寝ていたのです。

ただひたすらに寝ていました。

そんな記憶しか語れるものはないでしょう。


不規則に3~4時間程度の睡眠を繰り返して、1日に15~16時間寝ていた日々。

10か月の時間なのに10年位時間を無駄に過ごしてしまったような気分です。


この10か月の時間が自分に何を与えてくれるのかは分かりません。

何もないかもしれないし、時が経ってにまたあそこには戻りたくないと思うか、あの頃はよかったと思うか、それは分かりません。


休息も必要。


そんな言葉を頭に思い浮かべてみますけれど、私のこの時間は休息でも何でもない浪費だったとしか感じられません。疲れがとれたのかといえば、疲れているようで体は健康だと思います。でもひたすらに眠いです。


ただ呆然と時の流れに取り残されて打ちひしがれていただけ。


世の中を隔離していったい自分は何だったのだろうかと振り返ってみても、足跡は何もありません。。

そりゃあ、全く動いていないのだから足跡がつくこともないでしょう?


と、ここまで書いてやっぱ私、暗いな。そう思っています。


あまりに暗すぎてあんこの黒さと自分の暗さがどちらがより黒いかと見比べてやろうかと思いますけど、あんこはどちらかというと赤茶色ですね。


もし同じ豆の真っ黒な黒豆と比較したとして、黒豆は黒くても光っているんです。


なんて、ことを考えて自分の暗さをごまかそうとしてみます。

何言ってるのか自分でもわけわかんないのにね。


そろそろ立ち上がらないとこのまま腐って死臭を放つようになってしまいそうな気がしています。


それくらいのぬるい焦燥感は持っているつもりです。

立てるかどうかは分からないけれど、表面上は取り繕って会社までの往復はできているうちに、もう少し世の中が求めるまともになろうと、誰かに求められるわけでもなく考えています。


そうですね、「阿Q正伝」でもちょっと読んで振り返ってみましょうか……(え?

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