第10話 気づけばまた一月
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
久しぶりに書いたと思ってからまた一月経っていた。
何か書きたい、何か読みたいと思いつつも既に新年は開けてしまって、初七日まで終わってしまっている。
世の中はめまぐるしく動いていて、過去を引きずりだしたような世界がまた広がりつつある。
新しい世界と古い世界が混ざり合ってカオスな世界が広がっていく。
そこに情報革命と呼ばれた巨大企業が国家としての体をなして、正義を振りかざしていた。
The michelle gun elephant というバンドがかつてあって「武蔵野エレジー」という曲がありました。
歌詞はほとんどなくてバンバン言っているだけだったんですけど、格好良かったな
ー。
なんてことを、数千万人のフォロワーを抱えたアカウントがバンされたと聞いて考えていました。
南北戦争の旗が掲げて歩く人
湾岸は共産主義に支配されて残されたテキサスに集まる人々
真実かどうかは知らないけれど、
きっと嘘も真実も少しずつ混ぜられて
判断できないように
お金を欲したマーケットに
湯水のごとく注がれる
細くなった血管にねじ込まれた札束
1年経てば期待が剥がれて凋落の舞い
空を覆う黒い札束が世界の資源を食い荒らてインフレが訪れる
ディストピアを望むと望まざるに、世に流されるだけの日々
きっとそんなものは来ない方がいい。
それでも一歩ずつ危険な世界へと歩みが進められている
チェスの駒はすでに配置を整えていて
サイを投げられれば、盤上の駒が動き出す
人の営みが周期的に訪れるように
危険な火が飛び交う南の海
グレートリセットと呼ばれる世界の秩序の作り直し
限界を迎えた資本主義が
どこへ向かうのだろう
自由であることは責任が伴うという話
奪われるのか、元からなかったのか
物語の世界にどっぷりとつかって世界を見失わないように
理想の世界なんて、いつかなんて思いながら
また明日、目の前にある空を見上げて
流れるは雲か浮世か泡沫か
小説の世界だけであってほしいと願う
という感じの異世界転生物語でも書こうかと思う
明日はまた晴れるだろう、つまり日照りなので雨乞いをするダンシングオールナイト 空音ココロ @HeartSatellite
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