間違いなく、ロックンロール

レビューさせていただくのになんの躊躇もありませんでした。
センシティブであろうとエロティックであろうとこういうセンスと疾走感だけで成立できる小説こそがわたしが欲するものだからです。

リズム。

私事で恐縮ですがわたしはリズムに命を賭けます。

望むのはアフリカ大陸に端を発する、日本の祭礼のプリミティブな感情に端を発する本能のリズム。
それがこの小説を貫いています。

意味など無意味。
無意味こそが全ての人間にモノを考えさせる究極のコンテンツです。

ライド。

狂っても、構わない。
叫び出し走り出したくなるようなセンスとロック・スピリッツの塊のような作品です。

お勧めいたします。

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