蛍の光は燃える恋の炎

ついてはきえ、きえてはまた現われる。
傷つけぬよう、つかまえようと手を伸ばすが、またきえて。

男たちの煩悩の権化となった半太夫。
昼と夜の無間地獄を彷徨い、また舞台へ妖艶にかえってくる。
蛍の光をたどった先、半太夫が手にするものは――

ぜひとも、ご堪能あれ。