見惚れるほど美しい文章です。オチはめちゃめちゃホラーなんですけど、登場人物たちの会話が自然で、描写も、ストン、とイメージが落ちてくる感覚があって、ホラーなのに、後味が心地よい、不思議な作品でした。
新人賞とりたいマン
心の傷はなんと深く、また、後遺症の残るものなのだろうか。まさに負の連鎖を描ききった作品だと言えるだろう。赤と白の対比が非常に優れていて、一枚の日本画とも言うべき物々しいラストに圧倒されました!
文章構成から言葉の一つ一つが洗練された美しさを持っています。ストーリーは、遊女の避けられぬ結末、そうだよな……という展開で、悲しくなりますが、世界観が本当に美しいです。
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