あとがき

「大阪生まれ大阪育ちのバリバリの大阪人が丁寧な話し言葉を必死に紬ぎだそうとしたときに出てくる共通弁にも関西弁にも結局なりきっていない中途半端なやつ」をメインの文体として今回挑戦してみたのですが、この小説の他にこういった文体で頭から最後まで書ききった小説ってあるんでしょうか? 何気に人類初なのでは? と思っております筒城灯士郎です。探せばあるんでしょうけどね。……ここまで書いてみたかんじ、このあとがきも本編に引っ張られてほぼ同じ文体になっていますね。僕にとっては非常に書きやすい文体です。時速四十三キロメートルくらいの速度で書けます。


今回この小説を書くにあたり、サバイバルの勉強をそれなりにしたんですけど(主にディスカバリーチャンネルで)、知識があったところで読者のみんなに伝わるような、脳内で絵面が再生されるような文章を書けないと意味がないわけで、説明のしづらい状況をできるかぎり鮮明に伝えるように描写する、というのがやっていて何気に楽しかったことのひとつです。


この物語はここでいったん終わりですが、もし出版社からお声がけいただければ、もちろんその仕事は引き受けさせていただくと思います。

島の謎を解き明かしたり、脱出を試みたり、ハプニングに見舞われたり……えるとガブのいろいろなサバイバルシーンを、まだ書けそうな気はします。……もしこれをお読みになった出版関係者の方がいらっしゃいましたら、お声がけください。



では読者のみなさま、

最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。


他の作品も読んでくださいね。(本も買ってね!)


ではでは。








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天国に流れつきまして 筒城灯士郎 @Tojo-Toshiro

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