概要
あの言葉は、果たして本心だったのだろうか? その答えは永遠に分からない
姉の一周忌を終えた頃、私と義兄のもとに不思議な手紙が届いた。
「二人に私の心残りを片付けてほしいの」
義兄と私は訝しがりつつも、姉の手紙の指示に従ったけれども――。
<登場人物>
咲耶~主人公。双子の妹。
美智留~双子の姉。故人。
仁希~美智留の夫。咲耶たちの幼馴染。
※初出:エブリスタ『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第110回「手紙」』参加作品
※本作品はフィクションです。作中に登場するサービス・機能などは作者による創作となります。
「二人に私の心残りを片付けてほしいの」
義兄と私は訝しがりつつも、姉の手紙の指示に従ったけれども――。
<登場人物>
咲耶~主人公。双子の妹。
美智留~双子の姉。故人。
仁希~美智留の夫。咲耶たちの幼馴染。
※初出:エブリスタ『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第110回「手紙」』参加作品
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!双子。それは創作ジャンルにおける永遠のテーマのひとつ。
遺伝子レベルで自分の同じ人間がこの世に存在する。
そんな一卵性の双子さんたちにとって、それ以上の絆を他人に見出すことはかなり困難であると聞いたことがある。
ひとによりけりではあるが、多くの双子さんは、お互いを絶対に裏切らない同士であると認識しているそうだ。
だからこそ――。
本作のヒロインは、早くに亡くなってしまった双子の姉を持つ。
そして彼女には最愛の夫がいた。
そんなふたりにある日、亡くなった姉から手紙が届いた。
そこから奇妙な冒険がはじまる。
短いながらも読み応えのある文章です。
読み終えたとき、あなたの心には何が残るのでしょうか。