という気持ちにとても共感しました。
気ままなご飯作りも、現実なら「栄養を考えねば」「誰かの嫌いな食材は省かねば」など作る以前にたくさん考えなくちゃならないところを、その時の自分の気分で新鮮食材から作れるのは、どれだけストレスフリーか。
そうか、自分が食べたいご飯を作ればいいんだ、と久しぶりに自発的に調理したくなりました。
(もちろん主人公も「もっと野菜を」とか「誰かはこれが好き」など考えているんだけれども、根本が「旬の物を美味しく」っていうのが楽しい)
鳴かない、汚れない、餌がラクな犬(正確には違う)も同じく。
生粋の猫好きだけど犬もいいなと思いました。
読んでいて癒されます。続きも楽しみにしています。
割と他の方の作品ではさくっと済ませるところを楽しんで描いてらっしゃるので、まだるっこしさを感じる方もいるかも知れないですね。
現在300話を少し越えたところですが、「快適にゆっくり過ごすための地ならしの最中」を描いてるんだな、と思います。感覚としては「住むところを決めたけどアレが足りないコレが足りないとホームセンター行ったりなんか作ったり」に近いことをちょこちょことやっているような物なんだろうと読んでて感じました。
住むところ、畑、人付き合い、何もかもが主人公は「1から」で、関わる人が増えてきても一番底の基礎知識がまだ身に馴染んでないからどれもこれもやってみないと加減が分からない。助言がうまくつたわってこない。だからじんわりと、ほんとうにじんわりと世界の住民になるためのステップを歩いている最中で、それを楽しんでるんでしょうねきっと。
やることは沢山有って、それに順番や重要度も見付けられずああそういえばとあれをやりこれをやり、それは大冒険ではないのかも知れないけれど妙に読んでて楽しくて、今度は何するんだろうと面白く読んでます