色々、伏線があって、楽しませて貰いました。虐げらけても?めげないお嫁様も楽しかったし、飢神との戦闘描写も楽しかった。まあ、最後の大団円は、お嫁様と御館様のキャラがブレブレで、ギャグ落ちなのかなぁって、感じでしたが(笑)御館様が逝っちゃって、お嫁様が生き残るラストもあったんでしょうけど、そうならないところも楽しかったわ。
本当に息を詰めて読みふけってしまう、凄い物語でした! 飢神という魔物が蔓延る世界で、その飢神を狩る「狩司衆」の里で生まれ育った主人公が、確かに「嫁入りする物語」ではあるのですが、嫁入り先の国に…続きを読む
さる密命を受けて遠国に嫁ぐことになった娘、香流。彼女を迎え入れたのは華やかながらどこか影のある華の国・美弥、そしてその国を守る銀正という青年だった。剣の腕は一流、性格は実直、そんな彼はしかし、かたく…続きを読む
まず読み終わって、胸が苦しいくらい息をするのを忘れていた。舞台は飢神と言う異形の跋扈する嘉元国。飢神を狩る狩司衆。飢神が好む肉を持つ人間の業人。比肩の贄、練華など独特の設定が多いですが、要…続きを読む
輿入れ早々、お相手には帰るよう言い渡され、姑にはいたぶられ、女中には侮られるという逆境の中に放り出された香流。それでも次第に味方を増やしていくのは、漢気とまで言える潔さと、真贋を見極める鋭さがあれ…続きを読む
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