物語に酔いたいですか? ここに、あなたを桃源郷へ引き込む扉があります。

何世代にも及ぶ長い長い中華ファンタジー。
これはもはや、ただのファンタジーでも中華ものでもない。
手練れの書き手が技術と集中力を練り上げて作った
世にも美しい砂上の楼閣です。


長い物語を書いていると、
書き手はすべてのキャラと事象に責任を持たねばなりません。
つじつまの合わぬところは後から直し、
キャラクターにぶれがあれば、削り、追加し。

その結果できあがった砂上楼閣の危うさと美しさは。
読む人を酔わせる
書き手の冷静さと生みの苦しみがあるからです。

物語に酔いたいですか?
ここに、あなたを桃源郷へ引き込む扉があります。
扉を開けぬのは。
一生の、損です。

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