第3話 町

大きな壁で囲まれてる所は町だったようだ。しかし来たのはいいものの町に入るするには身分証明書みたいなのが必要らしい、そういえば装備の中にそれらしきものがあったな...確認してみるとそこに書いていた名前は黒田敬浩ではなくショーン・D・トーマスという名であった。誰かのと間違えて入れたのか?と思ったがまず無いだろう。しかしなぜこの世界の言語が読めたのであろうか?まぁ読めるようにあいつが何かしらの能力みたいなのをかけたのであろう、字や言葉を読んだり話したり出来ねえと生活できないしな。だがなぜこんな長い名前を使わなければいけないのか分からない、この世界ではこれが当たり前なのか?まぁ細かいことだ俺が気にする必要もねえか。さっさと入ろうそして俺は門番に身分証明書のようなものを渡し中に入った。そういえば門番がこれをサイバーズカードと言っていたし多分それが正式名称なのだろう。とりあえずこの町の役場みたいな所に行こうそこで地図を貰わないと何もわからん、近くの人に聞くと役場ではなくギルドと呼んでいた異世界ではよくある呼び方だな。まぁいいか興味は特にないこの町の中心にあると言うので向かうことにした。それにしても、道中の店の野菜や肉、果物などの揃えがいい。ここはかなり栄えている町と見て良さそうだ。まぁ他のところがどのようなものか見ないと分からんが。さて、まずこの世界のお金なんてないしまた何か必要な時にでもじっくり見るかそんなことを頭で自問自答しながらギルドへ向かった

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