第2話 新たな世界
目を開けるとそこは石畳の空間に白い魔法陣、そして冷たい風が吹いている。遺跡だろうか?衣服はまとっていないが隣に最低限の装備があった。あいつが用意したものだろうか?とりあえずそれ着て外に出て周りの探索をしてみるか。俺には露出魔みたいな性癖はないしな、そう思いながら装備を着て外に出た。いた所の転生された建物はかなり古く小さかった遺跡というより祭壇のようなものか。まぁ関係ないがそんなことを考えながら辺りを見回した、平原だろうか?草や花が生えている。そういえばどんなものでも変形できる能力だったか、試してみるかそう思い草を1本引き抜き頭の中で針を思い浮かべた。すると、草は針の形状に変形した。なるほど頭に変形させたい形状を思い浮かべると出来るってことか。しかし強度は無かった。強度は素材の元となったものと変わらないのか?調べるために転生された祭壇の近くに小石があったのでそれを球体に変形させてみた、そうすると強度があるものが出来た。なるほどそうみたいだな大体把握出来た。次は近くの村や町を探さないと、おそらく転生されたのだからどこかにそういう所があるのだろう。運良く近くに山があったのでそこに登って周りを観察した。すると、明らかに人工的に造られた壁のようなものがあった。とりあえずそこに向かうかじゃなきゃどんな世界かもわかんねえしな。そんな独り言をいいそこへ向かった
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