祭りの日 夏の日差しは眩しく 影はさらに濃く

家族の不和や衝突、些細な行き違い、そして後悔。作者はこれら1つ1つを蔑ろにせず、に丁寧に描写することで、作品の中の登場人物に、絵空ごとでない命を与えることに成功しています。命がそこにあり輝きを増す。それは同時に深い闇や死もそこに存在する。それを描くことが出来る証明でもあります。非凡な才能を持った作家さんの登場だと、僕はこの作品を読んで感じました。ぜひ皆さんも御一読を!おすすめです!

その他のおすすめレビュー

六葉翼さんの他のおすすめレビュー312