圧倒的な世界観にいとも簡単にのまれてしまう。

 私はケルトには酷く疎いから、ネットで検索しながら少しずつ読み進めていきましたが、あとがきには大変助かる注釈があり、作品を振り返りながら眺めていた。
 作品の内容に関して、私は上手く伝える術をもたないから、描写について書かせていただきたい。とにかく、場面の最初で、豊富な語彙でその広大を描くのが秀逸だった。改行も多く、読みやすい印象もあった。

 そして、読みながらふと歌を口ずさんでしまった。
 企画に参加いただいたことを感謝したい。