最後の食事をテーマに、いくつかの掌編が連なり美しい物語を紡いでいます。食をテーマに、暖かな人の思惑が交差する、美味しくて泣ける傑作です。
八十科(やそしな)ホズミといいます。 信念持って戦う男が好きです。芯の強い女性が好きです。普段は忍びながら生きてます。 色々と書いていきたいとおもいます。
死と食を掛け合わせたダークファンタジー。あらすじを書こうとすると、暗い内容になってしまします。ただ、食事と料理の描写に力をいれて、シリアスな部分を軽く書いているので、「悲惨で読み続けられない!」…続きを読む
楽しみにしていた名瀬口にぼし先生の新作は、明日死ぬとわかっていても、今日、食べることをやめられない《人間の業》に、限りなくストレートに切り込んだ作品でした。ファンタジー世界の《食》にスポットを当…続きを読む
死にゆく人が最後に食べるのは、どんな料理だろう?生と死は隣り合わせの物で、生と食も隣り合わせだ。だから、そこにぎりぎりの美しいドラマが生まれる。著者の描く幻想世界の料理の話が、描写が、好きだ…続きを読む
死にゆく人たちと、そんな人たちが最期に口にする料理のお話。登場人物たちの行く先にあるのははいずれもどうしようもなく変え難い死への旅路ですが、しかしそこに「料理」が彩りを添えてくれます。修道女の作…続きを読む
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