??¿?n年5月1日

 ——五月一日、私は死んだ。私は、私の名前を思い出せない。人生も考え方も大切な人も何もかも忘れてしまった。



 (僕は知っていた、自分が生き返ることを。だって、これが初めてじゃないから。

嗚呼どうか、叶うなら。誰か、僕を永遠の絶望から救ってほしい。それが不可能なことは)



 ——一昨日、大切な人を亡くした。だけど、向こうは僕のことなんて覚えてないかもしれない。

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追憶の結末 有栖川ヤミ @rurikannzaki

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