もふもふ九尾のキュウちゃんの秘めた想い。時は素知らぬ顔で過ぎて行く。
- ★★★ Excellent!!!
生きとし生けるものに必ず訪れる終着点。
でも、訪れる時期は等しくない。
彼女には短過ぎた。
その事は彼には一瞬の時間で、幼い彼女には、刹那の時だった。
シングルファザーの涼夜と微笑みを失った結愛が、
保育園から帰ると、白いワンピースを着た少女が不法侵入していた。
しかもその子は、獲物フレンズよろしく、もふもふ九尾の狐娘。
涼夜は間髪を容れず、警察へ通報。
キュウキュウと焦るエモフレ少女。
獲物フレンズファンの結愛は、リアルエモフレ少女を飼うと言い出す。
キュウとしか言えないので、キュウと呼ばれる様になった彼女。
涼夜は罪悪感を得、結愛は笑みを取り戻すが、キュウは何かを秘めていた。
ほのぼのとした中に切なさが漂う物語。
面白いので是非読んでみて下さい。