鈍感くんが恋に気づくまで。

仲良し男女のお隣さん。
これは幼なじみLOVEかとおもいきや、「姉ちゃん」なんだとか。

そして、その「姉ちゃん」には好きな人がいるらしい。
しかも、なんだか失恋したらしく、凹んでいる「姉ちゃん」。

主人公はなんだかモヤモヤしながら心配するわけです。
なんだか胸がちくちくするわけですよ。おかしいなぁ……病気か。

ここで、読者は思う。

「えっ、気づいてないの!」

すっかり、片想いしてるんだと思ったんですよ。
ヤキモチやいてると思ったんですよ。
牛乳吹きだしてショック受けると思ったんですよ。

でも、そうじゃない。
どこまでも「姉ちゃん」だそうで。

そんな鈍感主人公が、ついに……!

読みやすいテンポのいい短編。
仲良しな二人のやりとりも魅力いっぱいです。

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