鈍感くんが恋に気づくまで。
- ★★ Very Good!!
仲良し男女のお隣さん。
これは幼なじみLOVEかとおもいきや、「姉ちゃん」なんだとか。
そして、その「姉ちゃん」には好きな人がいるらしい。
しかも、なんだか失恋したらしく、凹んでいる「姉ちゃん」。
主人公はなんだかモヤモヤしながら心配するわけです。
なんだか胸がちくちくするわけですよ。おかしいなぁ……病気か。
ここで、読者は思う。
「えっ、気づいてないの!」
すっかり、片想いしてるんだと思ったんですよ。
ヤキモチやいてると思ったんですよ。
牛乳吹きだしてショック受けると思ったんですよ。
でも、そうじゃない。
どこまでも「姉ちゃん」だそうで。
そんな鈍感主人公が、ついに……!
読みやすいテンポのいい短編。
仲良しな二人のやりとりも魅力いっぱいです。