声を潜める
白銀 蓮(しろがね れん)
声を潜める
しまった、と思うときにはもう遅く
悲痛な表情を浮かべた相手。
その隣に立った私が静かに、私を咎める。
"お前が言葉を発するから"
口パクで私が伝えてくる。
声を上げれば、誰かが傷つく。
そういう風にインプットされた私は
今日も声を潜める。
声を潜める 白銀 蓮(しろがね れん) @SiRoGaNeReN_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます