叙情的貧乳詩

この作者も昔は乳に貧しいと名付けた人間を処刑したいと思ったかも知れない。
しかし、この作品の彼女からは悲観も劣等感も無く、達観さえ感じられる。
それらは笑いへと昇華されているが、根底には貧乳にしか分からない悲哀のようなものの名残りが薄っすら漂う。確かにこれは文学である。

やはり同性からはちょっとコメントはし難いだろうと思う。何を言おうと「だってあんたCカップじゃん!」と言われると言い返すことができない気がする。仮に「豆乳飲むといいですよ」とかもなんか上から目線になってしまっているようで気を使ってしまう。そして、まさかの巨乳カムアウトなぞしようものなら「お!アニキこいつ巨乳ですぜ!グヘヘへ」みたいに、カクヨムの中にいる山賊みたいなユーザーから目を付けられる恐れがあるかも知れないし、そうすると万が一弱味を握られて「DVD! DVD!」みたいな状況にならないとも限らない。
なんだか楽しくなってきた。

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