命が削られた結果がエッセイとして出力されている

作品のために命を削るというのは割と聞く機会のある言葉だが、このエッセイは主に実体験を元に書かれているため、下手をすれば死ぬレベルの怪我や病気、自己治療で削られた命がエッセイの形になって出力されているので、心の底から面白いと思いつつも次話の存在を願いたくないという稀有な読書体験をすることになる。
読もう。間違いなく、病院に行きたくなる。

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