特に強調するでもなく、当たり前のように変なことを言ってくる作品が好きです。
その点で言えばこの作品は全体を通して普通の青春小説のようであるし、実際、死を知る根深き者(無色3黒2、パワー1/タフネス5のアンデッドクリーチャー、あなたのアップキープ開始時に死を知る根深き者が墓地に存在する場合、アンタップ状態でそれを場に戻すことを選んでもよい)を物語上の異邦者として扱わず、等身大の女子高生としてサラッと扱っていて非常に好みでした。
二人の親友と死を知る根深き者の遠足計画、ところどころにスパイスが効いた爽やかな青春小説としてオススメです。