エンタメ業界という特殊な世界と百合、天才的なまでの融和性がある。じれったくて、熱くて、そして可愛い。読んでいて何度も「どうかこの二人が上手くいきますように」と手を合わせたくなる。豊富な語彙で散りばめられる比喩表現や、性格のよくあらわれた登場人物の台詞。ああ、この人たちは生きているなー、と最も思わせられる作品。いまもどこかの世界で、たぶん二人は時々喧嘩したりいちゃついたりして生きてる。
綺麗で引き込まれる地の文、印象的な登場人物のセリフ、繊細な表現、どれもとてもレベルが高く読んでいて本当に楽しかったです。主人公2人は仕事でもプライベートでも噛み合った、まさに相乗効果なカップルです…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(498文字)
とにかく言葉のセンスがすごいのと、描写がとてつもなく綺麗。読んでて映像が浮かんでくるので、映画を見てる気分になります。登場人物もみんな個性あって素敵で。ほたかがかっこかわいい、、笑えるし…続きを読む
「――月に帰っちゃうの?」このセリフを読んだときに、脳内に一気にビジュアルが浮かび上がって、この場面でこのセリフ・・・、すげえなぁおい(何がってこのセリフを言った穂高さんが!そしてそれを言わせ…続きを読む
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