ツイシン、レイワガハジマッテ

 結局、小説の最後の一文は見つからなかった。


 けれど、それで良いのかもしれない。


 ――あの小説の主人公は僕だ。


 彼もきっと、見えないだけで勇気を持っている。


 書き直そう。


 きっと彼は夢を諦めない。

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ヘイセイガオワルマエニ 幻典 尋貴 @Fool_Crab_Club

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