KACを振り返り! あなたの作品も登場するかも?

木沢 真流

感想から、レビューフラッシュバック! KAC1 切り札はフクロウ

 KACお疲れ様でした〜!

 一言で言えば過酷な一ヶ月でした。

 月・水・金でお題がだされ、締め切りはその二日後。

 となると普通の人は大体書くのは夜になるでしょうから、もし一日でも何か用事で潰れれば、書くチャンスはたったの一晩! しかもそれが10個……と今考えても怒涛のお題ラッシュだったと思います。

 そもそも編集部様達(日本語合ってる?)はそこまで皆勤賞を狙う人がいるとは思っていなかったのかもしれません。

 しかし、我々のような通常★を食せない平民・愚民どもはやはり皆勤賞に意地でも食らいつくものです、そこしか活路を見出せないのですから……。

 

 さて、皆勤賞は一体どれだけの方がgetできるのでしょうか。

 毎回600前後の応募があるようですから、最大でも500程度。

 自分の予想では100前後になるのでは、と思っています。

 まあ、半角事件(※1)や文字数事件(※2)があって、どうなることやらわかりませんが。


 それでは早速レビューの振り返りに入ります。

 今回は33作のレビューを書かせていただきました。その中で、印象に残ったものをピックアップしていきます。


【KAC1】切り札はフクロウ

越智屋ノマ様:レジブクロウ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888758461

「まず笑いに拍手、そして最後はお見事の拍手!」

最初の一行で思わず笑ってしまいました。

それがいつのまにか引き込まれ、最後はなんと社会問題にも食い込んでいくという展開に。その発想に思わず納得してしまいました。

とてもクオリティの高い一作です!


 フクロウというテーマ。結構みなさん困ったのではないでしょうか。

 鳥ではなくて、敢えてフクロウ。大して特徴もなく、どちらかと言えば闇に浮かぶだけの存在。通常なら生きているフクロウを何とか膨らませるのがやっとだと思います。

 しかし、越智屋ノマ様は「レジブクロウ」とあの鳥を袋とフュージョンさせてしまったのです。単なるギャグか、と思いきやその後の展開も見事でした。社会問題と絡めてかつこの一件奇想天外な設定を見事に合理的に説明されたところが、うまく読者を引き込めたポイントだったのではないでしょうか。


 続いてKAC2、シンプルで且つ奥が深いあの言葉でした。

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