転がしながら

 雪だるまを作る時、とにかく無心に雪をごろごろ転がす。しかし、雪の塊がある程度大きくなると、どこまで大きくするのか、飾りはどうするか、そもそもどこに置くのか迷い出す。しかし、雪だるまを転がすのはやめたくない。
 そんな印象を受けた一作だった。