名は体を

 『■』という名前の登場人物は生まれて初めて読んだ。その意味でインパクトがあった。読み進めて、その名前に込められた様々な意味が推察できた。『■』は誰にでも当てはまり得るし、誰もがなり得る。その結末とするところも甘さはないが共感できる。
 詳細本作。