その気高い生き様に心を打たれました

シリーズものということですが、一つ一つ独立しているようで、自分はこの作品から読み始めましたが読解に際して問題はありませんでした。
娼婦として生きるシャクヤが辿る数奇な運命についての物語です。彼女は卑しい身分ではありましたが、頭が切れ、周りを思いやる気持ちも持った気高い女性でした。
彼女と彼女を翻弄する人間たち、天使、悪魔の思惑が入り乱れる展開に、最後まで一気に読んでしまいました。
シリーズの他の作品も拝読したいと思わされる素晴らしい作品でした。

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