時代小説の苦手な人に読んでみて欲しい

5分で読めます。悪役の出し方も伏線も起承転結の見せ方も見事です。剣豪同士の戦いと言うより、『剣客商売』のような爽やかな青春小説になっています。

本作は、カクヨム三周年記念のコンテスト二日目のお題「2番目」への応募作ですが、筋書きにも違和感がなく、あたかも最初からこれを書こうとしていたらお題が来たと言われても納得してしまいます。

これは普段SFしか読まない私の一推しショートショート時代劇です。本来、短さに美を求める私にとって些か冗長に過ぎるレビューとなってしまいましたが、私のようなガチ勢にこそリンクを開いて欲しいと思い筆をとった次第です。