最終話 「魔剣鍛冶《グラムスミス》」

 ヨルクの襲撃から1週間ほどが経過した。

 奴の死体は騎士団によって回収され、傭兵の少女は拘束されて尋問を受けている。

 アシュリーはというとあれから姿を見せていない。

 だがそれも仕方がないことだろう。

 あの日彼女は生まれて初めて自分の意思で命を奪ったのだ。

 たとえそれが人の枠から外れていた存在だとしても元は人間。幼い頃は共に過ごした相手だった。それを自分の手で葬ったのだから立ち直るのにも時間は掛かるだろう。

 一方俺というとユウが近所の農家の手伝いに行っていることもあり、ひとり工房に籠って鍛冶を行っていた。作っているのは鍬や鎌といった農具ではなく自分用の魔剣グラムである。


「……よし」


 赤く変色していた刀身を一息に水槽に入れる。

 数百度に達する熱を帯びていたそれは常温の水を激しく泡立たせ、発声した蒸気は一気に膨れ上がり室内を満たしていく。

 水中に沈めて急冷すること数十秒。

 熱い赤色だった刀身はその本来の色である鋼色へと変わる。

 今日鍛えていたのは《断魔鋼》を用いた刀の刀身部分。予備の刀身は何本かありはするのだが、最も出来栄えが良かったものは先日一件で刃こぼれしてしまった。

 それにヴィルベルから純度の高いものを仕入れていたこともあり、せっかくなので新しく鍛えてみることにしたのだ。

 鉄鋏で掴んだ刀身を水槽から引き出す。

 刀身は根元から切っ先に掛けて緩やかな反りを描いており、刃には波のような緩やかな刃紋が浮かび上がっている。


「まあ……それなりの出来だな」


 それなりと口にしたが、確実に俺の鍛冶の腕も上達しているのだろう。出来栄えで言えば過去最高と言える。

 しかし、俺の目標は神剣をも超える魔剣だ。

 この刀身も素材に断魔鋼を使ったことによって魔を断つ性質を帯びている。そのため魔物や魔法に対して真価を発揮し、相対する者からすれば脅威だろう。

 だが所詮は特効がある刀にしかなりえない。

 神剣のように生命の輝きを刀身に帯びさせたり、斬撃として放ったりすることは出来ないのだ。

 なのにどうして断魔鋼の刀を作るのか。

 その答えは、俺が多くの騎士が好んで使っている両刃直剣より刀を好むからだ。

 この世界に召喚されてから愛用していた得物というのも理由ではあるが、日本という国の出身故か単純に刀というものに惹かれるのが大きい。

 無論、それ以外にも理由はある。

 あちらの世界で言うところの西洋武器は試し打ちや知り合いに注文を受けて作ることが多い。色んな魔剣を作る意味でも自分用は刀にしようと決めているのだ。


「……問題はこの先だ」


 小振りの手槌で刀身を叩き、歪みや曲がりを修正しながら思考を続ける。

 俺の見立てでは、神剣を超える魔剣を作るには断魔鋼は必要だ。

 神剣は云わば対魔物の極致。

 そこに至るには、断魔鋼の持つ魔を断つ力は必要になる可能性が高い。

 ただ魔石というものはそれぞれ異なる性質を持つ鉱石だ。

 しかも他の魔石と掛け合わせることで効果を高めたり、異なる性質を発現する場合がある。

 そのため神剣を超えるためには、断魔鋼を基準に効果を高めるもの。または更なる力を発現させるものを見つけ出さなければならない。

 しかし、魔石の組み合わせは無数に存在する。

 2つを組み合わせることもあれば、3つ4つ5つ……と数多くの魔石を組み合わせるケースもあるだろう。また混ぜ合わせる量によって結果も異なる。

 仮にベストな具合で合成出来たとしてもそれで終わりではない。

 そこからがようやくスタートなのだ。

 出来上がったそれを正しい手順で鍛え上げ、形にしなければ何の意味も為さない。

 だがそのためには魔石ひとつひとつの性質を正しく理解し、それを完全に引き出せる技術が要る。

 組み合わせることで性質が変化するとしても、たったひとつの魔石の力を引き出せないようでは、複数組み合わせたものから力を引き出せるはずもない。


「はぁ……」


 考えるだけでも頭が痛くなってくる。

 魔石を用いる鍛冶は危険性も通常の鉱石を用いるよりも高く、生み出せるものも無限に等しい。

 果てしない試行錯誤の末にしか結果を出せない以上、魔剣鍛冶になりたいと思う者は極めて少ないのは当然だ。いや、なろうとしても途中で挫折する者が後を絶たない。

 地獄の時代が終わり平和が訪れたが、今日を生きるために仕事をする者が多い時代だ。

 俺のように決意にも等しい目的がある者ならともかく、普通は鍛冶職人を目指すにしても大量生産が行える鋳型鍛冶を目指すだろう。


「時間は……あるようでない」


 世界のどこかには魔竜のような存在が眠っているかもしれない。

 それに長期間の活動を目的とした改良を施された魔人。本能を呼び覚まし暴力の根源となった魔人……《魔獣》とも呼べそうな新たな生物兵器の出現。

 今もどこかでこいつらの生みの親は暗躍している。

 もしかするとそう遠くない未来……この世界はまた混沌の時代に巻き戻るのかもしれない。

 最悪魔竜のような存在も復活し、そうなれば神剣の担い手も必要になる。俺には……あとどれくらいの時間が残されているのだろうか。


「……考えるのはやめだ」


 このまま考えたところで気分が沈むだけ。

 こういうときは素直に休憩するに限る。工房の中は炉の熱や蒸気で高温になるため水分が外に出る。水分補給をするためにも一度外に出るべきだ。

 そう結論付けた俺は手早く片づけを済ませて工房から出る。居間は本来なら暑くも寒くもない温度なのだろうが、今の俺には涼しく感じられた。

 水を飲みながらイスに座って休んでいると玄関の扉から音が鳴った。

 客でも訪ねてきたかと思った俺は小さく息を吐いた後、重くなりつつあった腰を上げて扉の方へ向かう。


「え、えっと……久しぶり」


 訪ねてきたのはアシュリーだった。

 これまでの経験から無意識に扉を閉めそうになるが、記憶にある顔と比べるとげっそりとしていて顔色も悪い。浮かべている笑みもどこかぎこちない。

 おそらくこの1週間、思うように食事を取れていないのだろう。そんな相手に大声を出させるのも気分が悪い。

 その考えによって無意識な行動を制した俺は、とりあえずアシュリーを家の中に招き入れることにした。


「その……もしかして来るタイミング悪かったかな?」


 いつも唐突に押しかけてきて自分の都合で物事を進めてきたあの騎士様が……こっちの都合を考えるだと?

 反射的に熱でもあるのか、と言いそうになったが、騒がしい展開になるような発言は避けるべきだ。その鋼の如き理性によってこれまた間一髪のところで押しとどめることが出来た。


「何でそう思う?」

「いや、だって……見るからに疲れてるというかさっきまでお仕事してたって感じだし。あたしのせいで中断させちゃったかなって……」

「悪くない想像だが、ちょうど一息入れてたところだ。だからそんなに気にする必要はない」


 と言ったもののアシュリーの顔には緊張のようなものがある。

 久しぶりに顔を合わせるからといって怖気づく性格ではないように思えるが……俺が普段よりも優しい言葉を掛けているから逆に不安になっているのだろうか。

 もしそうならつくづく俺と彼女は合わない人種だと思う。

 とはいえ、今日はユウもいないし一応客であることには違いない。俺はアシュリーにイスに座るように促すと、茶を出すために厨房の方へ向かう。


「……ほら」

「あ……ありがと」

「…………何か言いたいことがあるなら言え」


 チラチラを見られるとかえって気分が悪い。


「ううん別に……ただ……何か今日のルーくんはあたしに優しいなって」

「見るからに顔色が悪いからな。ただ……今みたいにこっちの神経を逆撫でするような発言ばかりされると、毒を吐きそうになるから気を付けろ」

「うん、ありがと……あたしとしては別に毒を吐かれてもいいんだけど」

「何か言ったか?」

「ううん、何でもない」


 ならいいんだが……。

 冷たくされたいみたいな言葉が聞こえた気がしただけに態度が変わるところだった。

 正直Mッ気のある変態はあの魔石商人だけで間に合ってる。あいつも普通のMではないが……何にせよ変態はあいつだけで十分である。


「……で、今日は何しに来たんだ? 騎士の恰好をしてるってことは非番ってわけでもないんだろ?」


 言い終わってから気づいたが、俺はこれまでにこいつの私服姿を見た覚えがない。

 もしかすると非番の日でも騎士の恰好をしている可能性があるのではなかろうか。それはそれで緊急時に備えているとも言えるが……年頃の娘としてはどうかと思う。

 あの真面目が服を着て歩いているようなシルフィでさえ、帯剣こそすれ非番の日は私服だというのに。


「う、うん。あの日からずっと体調崩してて……でも昨日くらいからある程度動けるようになったし、今日から復帰したの。いつまでも休むわけにもいかないし。ただ……顔を出したら出したで団長達にまずルーくんに顔を見せてこいって言われて」


 まあ筋は通っているといえば通っているが……あの団長達は少しこいつに対して甘くはないだろうか。それらしい理由は付けているが、ようはまだ仕事をさせるのは早そうだから休憩を与えているようなものだし。

 とはいえ、こいつは同期の騎士よりも……下手をすれば新人から卒業しつつある騎士達よりも非日常を経験した。騎士としてだけみれば、今後の緊急時への耐性を上げたことになる。

 きちんと育てばそのへんの騎士よりも役立つ騎士になるだろう。

 ただ……こいつは感受性が高すぎて割り切ることが下手だ。それは長所でもあるが短所でもある。

 精神的に崩れた時、そこからの立ち直り方を間違えると一気に壊れてしまうだろう。動けるようになったということは多少は良い方向に立ち直れてるのだろうが、問題はきっと次に命を奪う時だ。


「そうか……まあ今日くらいはゆっくりしていけ」

「……ねぇルーくん」

「ん?」

「優しくしてくれるのは嬉しいし、これまでに何度も優しくしてってお願いしてきた気はするけど……ごめん、そこまでされると何か逆に嫌だ。何か気持ち悪い」


 両頬を思いっきり引っ張ってやろうかと思った。

 どこかぎこちないからと。体調が悪そうだからと思って配慮していたというのに……この小娘はどうしてここまで素直なのだろう。社交辞令でもいいからこの場に合った言動をしようとは思わないのだろうか。


「ゆっくりしていけと言ったが……やっぱり帰れ。この家に居たことにはしといてやるから」

「いやいやいやいや! 確かにまだ本調子じゃないからありがたい提案にも思えるし、実にルーくんらしい発言ではあるけど。でも、その、あの……こう何かあるじゃん」

「お前と俺の間で話すことなんて残りの剣の代金のことくらいしかないと思うが?」

「それに関してましては誠に申し訳思っておりますので……どうかもう少し待っていただけると。ていうか、あたしが言いたいのはそういうことじゃなくて……!」


 では世間話でもしろと?

 それこそ間違いだと思うのだが。そういうことがしたいなら同期の騎士や近所の知り合いとでもするべきだ。

 俺は基本的に1日家に居る事の方が多いし、このへんは田舎なので物珍しいことも滅多に起こらない。世間話をする相手に俺は不向きだ。


「あぁもう! ルーくんだって分かってるくせに!」

「いや分かるか。お前、俺を何だと思ってるんだ? 俺はお前の彼氏でも何でもないんだが」

「べべ別に彼氏とかそんなことあたしも思ってないし!? そ、そういうこと断じて考えてないし。あたしが言いたいのは何ていうかその……あの……うがあぁぁぁぁッ!」


 あ、壊れた。

 そう思えるくらいアシュリーは、両手で頭を掻きむしると盛大にテーブルに突っ伏す。体調だけでなく髪や頭皮にも悪いのだからあまりそういう行動は控えるべきだと言いたい。

 そうでなくても年頃の娘ならもう少し慎みというものをだな……


「……何かルーくんと話してるとあれこれ悩んでるのが馬鹿らしくなってきた」

「その言い方だと俺が馬鹿みたいに聞こえるんだが? 全体的に頭が足りてないのはそっちだろ」

「頭が足りてない?」

「ようは馬鹿ってことだ」

「そそそそれは知ってるし! というか、それなら直球で馬鹿って言えばいいじゃん。何でわざわざ遠回りするような言い方するかな。ルーくんはあたしを貶して楽しいの? そうなの? 脳へ行く栄養が胸とかばかりに行ってるとか思ってるんだ! この変態、スケベ、すけこましぃぃぃッ!」


 誰もそこまで思ってはいない。被害妄想だけで突っ走るのはやめて欲しいんだが。確かに栄養の多くは胸とかに行ってそうにも思えるが。

 というか……何でこいつは人を罵倒する言葉のボキャブラリーは多いのだろう。若干ワンパターンな気もしないでもないが、こうも自然に変態やスケベだけでなくすけこましなんて言葉まで出てくるとそう思えてくる。

 ちなみにすけこましという言葉は女を騙して自分のものにするとか、それが上手い奴という意味だ。嫁どころか恋人もいない俺に使うのは不適切だと思う。

 変態やスケベに関しては……否定はしたいが俺も人並みに女性への興味ある。それを考えれば多少は甘んじて受けよう。今みたいに感情的な罵倒ではなく本気で貶すように言ってきた奴とは断固として戦うが。


「うるさい。黙れ。帰れ」

「それでこそルーくん! だけど少し抑えるから黙らない。そして帰らない!」


 情緒不安定か。


「はぁ……甘えたいのか構って欲しいのか知らんが、どっちにしろ俺にするのは間違ってる。するならシルフィにでもしろ」

「それはそうだけど……シルフィ団長の前で戻したくはないし」


 それは俺の目の前や家なら盛大にぶちまけても良いって意味か?

 もしもそういう意味で本気で言ってるなら厠にでも叩き込むぞ。いや、やっぱりそのへんの山に捨ててやる。それが最も俺や俺の家に害がない。


「というか、こういう話がしたいんじゃなくて……!」

「なら何がしたいんだ?」

「それはその…………これまでの……お礼とか?」


 こっちが聞いたんだから疑問形で返すな。


「何の礼だ?」

「えっと……これまで何本も剣を作ってくれたこととか、あたしが思いっきり使っても折れない剣を用意してくれたこととか」

「それは商売上の話だろ。値引きやらしているとはいえ感謝される話でもない」

「勇気出して話してるんだから叩き斬るのやめてもらっていいかな! まったく……そういうところがなければ」


 ただ思ったことを述べただけなのに何故文句を言われなければならないのだろう。何も返さなかったら返さなかったで怒るくせに。分かっていたこととはいえ、この女やっぱ面倒臭いな。


「話を続けるけど……まあ、その、ルーくんと会えたおかげであたしは騎士としての1歩を踏み出せたというか。自分なりの理由とか覚悟を持つ機会を得られたわけで……」

「だから?」

「だからその……ありがと。感謝してる。ルーくんと会えて……良かった」


 顔を赤らめてそっぽを向いて話すその姿は照れた子供そのもの。

 若干拗ねているようにも見えはするが、それでも知り合ってから初めてこいつのことを可愛いと思えた。


「か、かかか勘違いしないでよね! べ、別に感謝してるだけですすすす好きとかそういうんじゃないんだから。ただこれまでに何度も助けてもらったし、多分今後もお世話になるだろうから一言お礼を言っておこうと思っただけで!」

「勘違いもしてないし、そもそもお前のことを女としても見てないから落ち着け」

「ならいいけど……って落ち着けるか! 別にルーくんとどうなりたいとか思ってないし、年の差もあるからあれだけど。多少は女として見らんかい! 何かその傷つく!」


 知らんがな。

 女として見られなくてもいい相手だけど全く女として見られないのも嫌、っていう女のプライドみたいなものを俺とどうこうなりたいと思っていないのなら押し付けるな。


「ルーくんは何でそうなのかな。そんなんじゃお嫁さん出来ないんだから」

「お前に心配されることでもない」

「そんなことばかり言ってると何かあった時に守ってあげないんだからね!」

「そういうことは俺より腕が立つようになってから言ってくれ」

「きぃぃぃぃぃぃ! 見てなさいよ、絶対ルーくんよりも腕の立つ騎士になってやるんだから!」


 後先考えずの発言なんだろうが……まあここに来た時よりは元気になったようなので良しとしよう。


「ほぅ……ならその日が来たら、タダでお前用の剣を打ってやるよ」

「え……マジで? 後払いでもなければ分割払いでもなく……タダ?」

「ああ。どうせそんな日は来ないだろうしな」

「来るし! 多分そのうち絶対に来るし!」


 約束だからね!

 とアシュリーは右手の小指をこちらに出してきた。まさかの指切りである。

 普通言質を取るなら何かの紙に書いたりするべきだと思うのだが……まあアシュリーがそんなことを思いつくはずもないか。

 口約束と変わらないのだから応じる必要もない。そう思って何もしなかったのだが、しびれを切らしたアシュリーに強引に指切りの状態にさせられた。こいつの腕力はいったいどうなってるんだ……。


「指切りげんまん嘘吐いたら針千本飲~ます! 指切った!」

「……子供かよ」

「まだまだ子供だもん。あと……約束破ったら本当に針千本飲ませるから」


 睨んで圧を掛けるな鬱陶しい。大体それを実行したらお前は殺人で捕まるぞ。


「あ……」

「今度は何だ?」

「話してたら何か気分良くなった。だから今から団長達のところに戻って仕事してくる! じゃあねルーくん、また来るから!」


 出来れば騎士というか人間として一人前になるまで来ないでくれ。

 そんな言葉を掛ける暇もなくアシュリーは風のように出て行ってしまった。あの変態エルフとは別ベクトルで嵐のような女である。


「……何だか俺も色々と考えるのが馬鹿らしくなってきた」


 魔石の組み合わせだとか残されてる時間だとか。あれこれ考えても気分を害するだけでなく時間の無駄。そんなことならやれることならやったほうが遥かに有意義だ。

 テーブルに置いていたお茶を一気に飲み干し、一度大きく背伸びをした俺は再び工房へと向かう。


「打ってやるさ……」


 あの少女が誇り高き騎士を目指すように。俺もいつの日か神剣をも超える魔剣を。



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私的な魔剣鍛冶《グラムスミス》 ~駆け出し騎士と魔剣鍛冶~ 夜神 @yagami-kuroto

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