彼女と俺のＳＵＫＩＹＡＫＩ問答

パンツを脱ぐか脱がないかはとっても大事な問題だ。

以前何かのアニメ雑誌で「宮〇〇はパンツを脱ぎ切っていない。そこには照れがある」という記事を読んだ。
なるほどと思った。彼が憧れるカッコイイ男を描いた「紅の豚」でも、ラスト近くに断崖絶壁で高笑いしながらコナン跳びをするカーティスを観て、思ったものだ。
「ああ、宮さんはやっぱりパンツを下ろしきれなかったんだ…」

反対に脱ぎ過ぎるのが富〇御大であるが。

この作品に登場する二つのマンガ(→映画)作品の例えはよくわかる。
脱がない男に、脱いでしまった男を理解させることはできないのだ。

ページをいっぱいに使って「そうじゃないだろ」的な思索を巡らせ…続きを読む

水泳の授業後に、クラス全員のパンツが盗まれた。この作品はそんな事件から始まります。パンツを盗んだのは主人公の彼女。その行動の理由は……。ぜひ読んで確かめてみてください。
ものすごく会話の内容はおかしい二人なのに、何故だか純情を感じてしまう、素敵な作品でした。

スキヤキをつつく鍋の中にパンツ。

アイオイアクトさんの斜め上を行くセンスは大好きですが、今回はまた、面白い。
変人カップル（主に女の子が狂気）、の噛み合わない会話に、あれよあれよと、話は転がり。分かりやすいような、分かりにくいような、小ネタに笑いながら引っ張っていかれます。

パンツ窃盗事件を起点に、高校を舞台にした、会話劇。

最後はちゃんと収束してくれるので、良い後味（！？）。

オススメの逸品。ごらんあれ。