聖杯、聖槍、聖遺物、そうした宗教的に神聖な物品を兵器として消耗品扱いする。読む前から本作にそういう要素があることだけは知っていたため、以前はブラックジョークの印象が強かったのですが、読んでみるとそ…続きを読む
愛する幼馴染を救うために「人間」であることを捨て、かつて少年だった男は「聖人」として100mの巨神に乗り込む。 宗教関連の要素をテーマにも設定にも深く盛り込んだセカイ系ロボット小説であり、重量…続きを読む
西暦2020年のクリスマス、天使の姿を象った怪物によって町の人々は一瞬にして塩の柱へと変えられた。それから時が経つこと10年。人類はその八割を喪いながらも、かろうじて生き延びていた。その要因こそが『…続きを読む
その日。少年は総てを喪った。塩と化した愛する少女を抱き、少年は復讐を決意する。イコン。天翔ける美しき聖像ども。やがて、少年は成る。巨大な十字架を駆り、奇蹟の聖人として。その身…続きを読む
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