付録
用語集
「
古代王国の魔導師達が「神々が世界を編んだ言葉」を基に、人間でも発音可能なよう調整した魔法言語。魔力を込めて発音する事により、様々な超常の技を可能とする。
しかし、あくまでも「神々が世界を編んだ言葉」を簡易化したものである為、自ずと限界もある。
なお、神々が「古代語」を聞いた場合、「片言で文法もいい加減な言葉」に聞こえるとか聞こえないとか。
「
古代語を魔力を込めて発音する事により、一時的に「神の定めた世界の法則」を書き換え、様々な現象を引き起こす魔法。
古代王国時代には、物体に半永久的に魔法を付加する技術もあったらしいが、現代では失われている。
「精霊使役」
精霊魔法とも呼ぶ。精霊を召喚し、従わせる。精霊たちには地水火風の四大精霊の他、多種多様な種類があり、それぞれを象徴する物質や自然現象(火の精霊なら炎、水の精霊なら水)が近くにあると力を増す。
精霊使役は先天的な才能であり、血族単位で引き継いでいる事が多い。
「
神への信仰心により、神の御業の一部を代行する一種の魔法。信仰する神によって、微妙に出来る事が異なる。
本来は呪文のような詠唱は不要だが、聖典などの祈りの言葉を唱えると一時的に力を増す場合がある。
「魔物」
人間や妖精に仇なす存在の総称。
暗黒神により生み出された邪妖精や魔獣、魔法で生み出された魔法生物や
「ノーイーン大陸」
この世界最大の大陸。その形が龍の体を思わせることから、「偉大なる伏龍」とも呼ばれる。
古代王国の遺跡が数多く残り、一部施設や建物はいまだに現役。
大小様々な国による群雄割拠の時代に突入している。
「アルカマック王国」
東西北を山に、南方を海に囲まれた天然の要害であるアルカマック平野に建国された古い王国。
ノーイーン大陸の中では小国だが、漁業や海洋貿易が盛んであり、軍は少数精鋭で知られる。
「ヴァルドネル」
古代王国末期に活躍した大魔導師。王族に連なる血筋。本人は精神体として存命だが、子孫も生き残っているという説がある。
「光の神ウサーレ」
神々の女王。秩序や規律を司る。
「世界のルール」を定めた創造神の一柱。
「軍神ナミ=カー」
戦いと競争を司る神。
弱肉強食を肯定する一方、強者には弱者を守り導く義務があるとも説く。
「死の神ルネ」
神々の父。「死」つまりは世界の循環の一端を司る。
死後の世界である「冥界」と「地獄」の支配者。
非業の死を遂げた死者の冥福の祈る時には、「父なるルネ神よ、迷える魂を楽園へといざない給え」と唱える。
「アンカー」
ホワイトの持つ特殊な矢の一本。主にワイヤーと組み合わせて使われる。
「
先端は複雑な形状をしており、硬いドラゴンの鱗であってもしっかり食らいつく上に、ちょっとしたコツで容易に引き抜けるという優れもの。
――ただし、非常にお高い。
「
武具や道具、あるいは人体に一時的に魔力を付与する魔術の総称。
剣に魔力を与える場合は、『
「
火の精霊が放つ文字通りの炎の矢。
氷の精霊の場合は「
「
小奇跡の一つ。浮上なる存在であるアンデッドを浄化し、消滅させる。
高位のアンデッドや、魔法耐性が高い生物ベースのアンデッドには、効かない事もある。
「
魔術によって自律行動能力を与えられた巨大な人形。
素材によって「
中でも、現在では製法が失われている「
「
小型の巨兵。
元々は魔術師の邸宅の小間使い用の自動人形である。が、手軽な警備兵代わりに使われる事も多い。
「
高位の少奇跡。自らの命の灯を神に捧げることで、通常では為しえない更なる奇蹟を実現させる。
条件さえ揃えば、死者の復活ですら可能。
「
異界から現れる悪魔の総称。「別の世界の神」とも呼ばれる。
人間の弱い心が大好物。
「
魔術によって永遠の命を得た人間の成れの果て。アンデッド・ロードとも。
小奇跡に対して極端に弱くなってしまうが、無限に近い寿命を持ち、大概が恐るべき知恵と魔術の持ち主である。
「閉ざされし時空の迷宮」
時空魔術の完成を目指し、ヴァルドネルによって建造された魔術儀式場。
この迷宮の中では時間と空間が閉じていると言われているが、一部には「幻術や催眠術などの精神操作魔法で、そのように見せかけているのではないか?」という説を唱える者もある。
その全貌を知る者は、建造者であるヴァルドネル以外にはいない。
崩壊迷宮~囚われの勇者たち 澤田慎梧 @sumigoro
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