〇〇四
情報屋のやり口は少し変わっている。
君たちが求める情報を見出し付きで幾つか提示し、その内から支払った対価の分だけの情報を選ばせる。客があれこれと悩んで選択肢を選び取る姿が、情報屋にとってある種の娯楽でもあるらしい。
「お二人には安くしとくっすよ」
情報屋は五つに分けられた紙の束を机に広げ、君たちに示す。
「情報一つにつき金貨一枚っす」
君たちは共有している冒険用の財布を開いた。
冒険に備える物資やローランダルクへの旅費を考えるに、君たちが自由に使う事が出来る金貨は全部で七枚と言ったところだろう。
この金貨は、ローランダルクでも使う事になるかもしれない。
ロヴァは情報の見出しを眺めて唸ったが、少しして君の方を見た。
「どの情報を買うかは相棒に任せるぜ。相棒の方がこういう勘働きは冴えてるからな。少なくとも三つぐらいは買っときたいもんだが……」
さぁ、買い取る情報を選択したまえ。ただし、情報一つの閲覧につき金貨一枚を情報屋に支払うことになる。
・ローランダルク王国とその滅亡について
(この情報を買い取るならば金貨を一枚減らして【〇〇六】に進みたまえ)
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888457133】
・亡都と財宝について
(この情報を買い取るならば金貨を一枚減らして【〇〇七】に進みたまえ)
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888457904】
・マダラメイアと幻日教団について
(この情報を買い取るならば金貨を一枚減らして【〇〇八】に進みたまえ)
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888478773】
・亡都を封じる幻影と介入者たちについて
(この情報を買い取るならば金貨を一枚減らして【〇〇九】に進みたまえ)
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888478801】
・しるしを得た者たちについて
(この情報を買い取るならば金貨を一枚減らして【〇一〇】に進みたまえ)
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888478851】
必要なだけの情報を買い取ったなら、【〇〇五】へと進みたまえ。
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453186/episodes/1177354054888455651】
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