リライト

　ーーー周りは目まぐるしく進化しているのに、自分はいつまでも立ち止まって暗闇に取り残された気分だ。

　エルフ・獣人・小人・機械が突如現れた。人間は対抗するも現代の科学では歯が立たなかった。人間は時代に順応すべく魔術や呪術を持ち出し対抗。結果泥沼化していった。その戦争を止めたのはあらゆる経歴を持つ人々の集まり『イネイブ』の軍隊に所属する、若干１８歳の少年ササミヤアラタだった。
　それから5年後、ササミヤアラタは現在教職クビ間近。英雄の欠けらも感じさせない人になっていた。なぜ彼は戦わないのか。なぜ彼は栄光を捨てたのか。

それは・・・