マニュアルは1人で作るもんじゃないね!
専門知識がない人でも、
計量テキスト分析ができるよう、
ここまでマニュアルなどを書いてきました。
でも、
マニュアルって、1人の人間だけで作るものじゃないんですよね。
たくさんの人の手が入って、
最適化されていくのが、マニュアルの理想の姿です。
実はこのことを、
マニュアルを書き始める前から、
私はわかっていました。
それでもとりあえずは1人の人間の状態で、
マニュアルを作ってみました。
小説に計量テキスト分析を用いる試みは、
まだまだ日の浅い分野です。
特にアマチュアにとっては、まだ縁遠い話でしょう。
中には、
「創作というのは機械で分析できるもんじゃない!」
と思う方もいるはずです。
そういう状態だからこそ、
とりあえず不完全なものでもマニュアルを用意して、
たくさんの人に広めることに意味があると考えました。
より良いマニュアルというのは、
人が増えればそこから自然と生まれるはずです。
人が増えれば、
私が欲しい欲しいと日々騒いでいる、
感情分析などのツールを誰かが作ってくれるかもしれません。
要するに今回のマニュアルは、
計量テキスト分析の良さを知って実践する人を増やすこと、
そして今後もっと良いマニュアルができる可能性を作ること、
を目標に作られました。
みんなでノウハウを築いてくことが理想です。
私は最後にそのことを主張します。
ひとりひとりのアイデアが、新しいノウハウを生んでいきます。
それを繰り返して、ノウハウはどんどん蓄積されます。
その蓄積の力は、計り知れないものがあります。
そこに「みんな」の良さがあります。
そして私も、ノウハウを共有する「みんな」の中の1人だと思っています。
「機械を利用することで、人間はもっと高く飛べる」
と私は考えています。
是非、この計量テキスト分析を活用して、
今よりももっともっと凄い小説を書いてみてください。
計量テキスト分析で小説を分析する簡単な方法を布教します! 近藤近道 @chikamichi
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