君と僕の食卓(レシピ編)

*大雑把でもできますが、材料は必ず新鮮なものを使用してください。



○和風清蒸(わふうチンジョン)*簡単に切り身で作る方法です


<材料>一人分

白身魚切り身 一切れ 

塩・胡椒・醤油 少々 

酒 小さじ1

生姜 15g程度 

だし用昆布 2g *なくても可

白葱 1/3本 

ごま油 大さじ1

大葉 3枚 *三つ葉・パクチーでも可


<下ごしらえ>

 ☆魚には塩少々を振って30分ほど置き、水けをふきとっておく

 ☆生姜半量は薄切り、残りは針生姜に

 ☆白ネギ1/3~半量は斜め薄切り、残りは白髪ねぎに

 ☆大葉は小さくちぎるか、千切りに


<作り方>

1. 蒸し器か蓋付きのフライパンに水を張り加熱しておく。フライパンの場合、水の量は2cm深さで。

2. 少し深さのある浅鉢などに斜め薄切りの葱と生姜、大葉半量を敷く

3. 魚に醤油・胡椒をふり、2の上にのせて酒をかける。

4. ぼっこぼこに沸騰している1に3をそっと置き、ふたをして強火で5~7分ほど蒸す。

5. 蒸し上がった4に白髪葱、針生姜をのせ、フライパンなどで煙が出るほど熱したごま油を上からかける。青みに残りの大葉を散らして完成。


*尾頭付きで作る場合、内臓と鰓を取り去った後腹腔をきれいに水洗いして\\のように斜めに飾り包丁を入れた後、全体に塩少々をふって30分以上馴染ませます。その後、出てきた水分を拭き取って2をお腹に詰めます。大きさにもよりますが蒸し時間は8~10分ほどです。香味野菜やごま油の量は魚の大きさにより加減してください。




○ひしこ鰯(カタクチイワシ)の刺身


<材料>

ひしこ鰯 好きなだけ 

お好きな刺身のつまや薬味やたれ


PPバンドでの下ろし方はyoutubeなどにあるのでご参照ください。


<作り方>

1. PPバンドを15cmほどにカットして二つ折りにし、輪になった部分を使って、鰯を下ろす。

2. 1を氷水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気をとる。

3. お好きな薬味と一緒に盛り付け、醤油やポン酢などでどうぞ





○アンチョビ


<材料>

下ろしたひしこ鰯 

塩 イワシ重量の20%

オリーブオイル イワシが浸かる程度


<作り方>

1. ひしこ鰯を保存容器に並べ、たっぷり塩をふる。その上に再び鰯を並べ、塩を振って、と繰り返し、最後に振った塩の上からクッキングシートをぴったり被せて蓋をし、冷蔵庫に入れる。

2. 夏場で5週間、冬場で7週間程度冷蔵庫で寝かせる。溜まってきた汁は魚醤として料理に使える。

3. 海水程度の濃度の塩水で2をさっと洗ってキッチンペーパーで水分をとり煮沸消毒済みの瓶に入れオリーブオイルを注ぐ。1週間後から利用可。


*生ものの発酵系食品は自己責任でお願いいたします。

*市販品よりイワシイワシした味になりました(当社比

*オイルでなく、再度塩をたっぷりまぶすという保存方法もあります。

*保存可能期間は冷蔵庫で1年ほどという噂です……。

*冷蔵庫内ではオリーブオイルは固まりますが品質に問題はありません。





○オイルサーディン


<材料>

ひしこ鰯(カタクチイワシ) または小鰯 好きなだけ

ニンニク お好みの量(スライスしておく)

月桂樹の葉 1枚

黒こしょう 多め

種を抜いた唐辛子 好きなだけ

あればディル・ローズマリー その他お好きなハーブやスパイス

オリーブオイル・キャノーラ油などお好みの食用油 イワシがしっかり浸かる程度


<作り方>

1. 鰯の頭と内臓、尻尾を取り一度洗ったあと、10%濃度の塩水(分量外)に2時間ほどつけておく。

2. 1の水気を拭き取り、フライパンなど底が広めの鍋に並べる。ニンニク、月桂樹の葉、唐辛子、ハーブ、スパイス、胡椒をのせ、油を注ぐ。

3. そのままごくごく弱火で、小さな泡がごく少量上がる程度の温度で一時間加熱する。

4. 一時間後、3の上に浮いた灰汁のようなものを捨て、油・スパイス・ハーブごと煮沸消毒済みの瓶に詰める。


*おすすめの食べ方:玉ねぎやピーマンのスライス、トマトを添えレモンを絞ってサラダ風に。トーストでサンドしてもよし。

*冷蔵庫に保管し、1週間程度で食べきってください。

*油の種類としては、食感が軽く冷蔵庫でも凝固しないキャノーラやグレープシードと、香りはあるけれど食感が重く固まりやすいオリーブオイルの混合がおすすめです。





○簡単な干物


<材料>

小アジ イワシなど

塩 


<作り方>

1. 小アジは頭をとり腹から開く(背開きでもよいが小骨がとりにくい)。可能なら、背骨とゼイゴを除去しておくとのちのち食べやすい。鰯は手開きにする。

2. 1をさっと水洗いし軽く塩をふって30分ほどおき、浮いてきた水分を拭き取る。

3. 風通しの良い涼しい場所に陰干しする。4~6時間干して腹の部分がべたつかなくなったらOK。


*生ものを干すという性質上、自己責任でお願いします。

*直射日光が当たる場所や夏に作るのは避けましょう。腐ります。

*冷蔵庫で保管する場合二日以内に食べきること。冷凍庫保管で1~2か月。

*大量に作るときは、海水程度の塩分濃度の「立て塩」を使うと均一に味がつきます。


※魚の頭や中骨をさっと洗い、水分をとってから干して焼いたものからはいいだしが出ます。



 レシピもおしまい

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しずかに月が 江山菰 @ladyfrankincense

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