もりやまりゅう。 1987生、大阪 本が好き。新人賞に挑戦している。
AIを搭載した宇宙船に乗って、博物館資料を隣の惑星まで移動させるお仕事をする学芸員と、その船員として雇われたバイトの大学生の話です。 学芸員は変人扱いですが、物語の終盤ではきっと彼は変人なのでは…続きを読む
この物語に出てくるのは、少し変わった「学芸員」と「主人公」と「はるな」。三者三様のとても良い距離感の作品でした。近過ぎず、遠過ぎず、絶妙です。そのある意味他人行儀なところもかえって物語に深みを与えて…続きを読む
学芸員が宇宙で輸送を行うというので、参加することとなった主人公。船の名前は女性名「はるか」なのに、船内アナウンスは男性だし、学芸員は色々おかしいし……。でも、それは本当におかしいことだったの…続きを読む
>この人の感性と普通の人の感性が相互理解可能になる仕事こそが、学芸員だったのだ。この一文、その説得力といったらもう!にやにやとしてしまう作品でした。ただ、きっとすべての人がそう受け取るわけ…続きを読む
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