猫だからギャグになるんですね。犬だと…フェイントが効かないでしょう。

犬だと、自ら動き出さないイメージ。動いたとしても、定番コースの散歩みたいに振り出しに戻り、物語が進まないだろう。
鼠やウサギだと、子沢山のイメージで、戦国時代に合わない。ミッキーやキティ路線なら尚更、戦国武将タイプではない。
馬だと…、そもそも主人公と語らえないだろう。競馬場の観客席から声援を送るとか。乗馬クラブでの交流もありうるが、柵内に行動が限られ、物語の幅出しは難しい。
鳥だと煩いよね。勝手に空を飛び去り、作品世界から姿を消しかねない。
猿は? 織田信長じゃなくて、羽柴秀吉か。
牛は? 口元をクチャクチャするだけで、アイツらは頭を使わない。
蛇。蛇好きのヒロインはギャグ路線じゃなくてオカルト路線。
龍。空想過ぎる。
羊。紙ばかり食ってるイメージ。体型的にはハングリー精神の対極にある。

虎…、虎ねぇ。イメージは合うけど、ヒロインが食べられて、巻頭で終わりかも。

と色々考察してみましたが、猫が最も題材に相応しいと思います。

星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

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