母親の愛情を欲するがゆえに、少女の一つの線をこえた生き様を描いています。不幸自慢だけではなく、幸福自慢も見え隠れする、人の業がありありとし、秀逸な作品だと思います。今の世の中、ありそうで一歩…続きを読む
体を売りながらも、高校に通い、家に帰るという主人公。母は男を家に連れ込み、いつも主人公を邪魔者扱いした。学校でも主人公は浮いた存在だった。そんな中、久しぶりに登校した学校で、委員長に休んだ分のノー…続きを読む
最後まで読んで思ったことは、憐憫や同情などは結局上から目線だということ。「あいつよりはマシ」という感情から出るものだ、と。 ラストに主人公が奮起するが、その後取り巻く状況は改善したのか続きが気に…続きを読む
最初からなかなか不幸自慢な展開だな〜〜と思っていましたが、読み進めていくうちに不幸自慢をしていたのは主人公に限った話ではないんだなぁと感じました。救いはないけど、主人公ならここから這い上がってく…続きを読む
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