そこは不幸の底なのか、深すぎて深淵は見えないものだと思うんですけどね、一瞬、覗いてしまった主人公のこの先が気になります。破滅に向かうのか、それとも…感情が揺さぶられました。続きが見たいです。
趣味で書きたいことを書いてます。 暇つぶしに、お茶のお供に、読んでもらえたら光栄です。
開き直った顔をしていても心の中はビクついている。身体は棄てられても心は棄てられない。だから彼女は居場所がないと感じ、救いのない現実に傷つくのでしょう。白けた大人の顔と動じやすい子どもの顔が共存してい…続きを読む
母親の愛情を欲するがゆえに、少女の一つの線をこえた生き様を描いています。不幸自慢だけではなく、幸福自慢も見え隠れする、人の業がありありとし、秀逸な作品だと思います。今の世の中、ありそうで一歩…続きを読む
体を売りながらも、高校に通い、家に帰るという主人公。母は男を家に連れ込み、いつも主人公を邪魔者扱いした。学校でも主人公は浮いた存在だった。そんな中、久しぶりに登校した学校で、委員長に休んだ分のノー…続きを読む
最後まで読んで思ったことは、憐憫や同情などは結局上から目線だということ。「あいつよりはマシ」という感情から出るものだ、と。 ラストに主人公が奮起するが、その後取り巻く状況は改善したのか続きが気に…続きを読む
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