開き直った顔をしていても心の中はビクついている。身体は棄てられても心は棄てられない。だから彼女は居場所がないと感じ、救いのない現実に傷つくのでしょう。白けた大人の顔と動じやすい子どもの顔が共存してい…続きを読む
母親の愛情を欲するがゆえに、少女の一つの線をこえた生き様を描いています。不幸自慢だけではなく、幸福自慢も見え隠れする、人の業がありありとし、秀逸な作品だと思います。今の世の中、ありそうで一歩…続きを読む
この物語は前日譚ということらしいが、とりあえず前日譚の範囲においては、救いがない。というよりも救いようがない。ろくでなしの母親、その恋人、底辺高校、クラスメイト、売春相手、取り巻く環境全てにしっか…続きを読む
ひとこと紹介に全てが込められています。主人公を取り囲む全ての環境、人があたかもその道を誘導しているかのような救いの無さ(´;ω;`)スカッとする展開は一切ありませんが、主人公に降り掛かる数々…続きを読む
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